ヨガでよく登場する「戦士のポーズ」。強く安定した立ち姿から、下半身強化と体幹安定に大きな効果があります。Ⅰ・Ⅱ・Ⅲの3種類があり、それぞれ効果と難易度が違います。
この記事では、戦士のポーズⅠ・Ⅱ・Ⅲの違いと正しいやり方を、写真に頼らず言葉で正確に伝えます。
戦士のポーズとは?
サンスクリット語で「ヴィーラバドラーサナ(Virabhadrasana)」と呼ばれるポーズ。インド神話の勇敢な戦士「ヴィーラバドラ」に由来します。
全身の筋肉を使って安定した姿勢を作るため、心も体も強くなる効果があります。
戦士のポーズⅠ(ヴィーラバドラーサナⅠ)
ポーズの特徴
前足を90度に曲げ、両手を頭上に高く上げます。胸を正面に向けるのが特徴。
やり方
- 山のポーズから右足を大きく後ろに引く
- 右足のつま先を45度外側に向ける
- 左膝を90度に曲げる(膝がつま先を越えないように)
- 骨盤を正面に向ける
- 両手を頭上に上げる
- 胸を開き、少し反る
- 5〜10呼吸キープ、反対側も行う
効果
- 脚の強化(特に大腿四頭筋・お尻)
- 胸を開く
- 肩甲骨周りのストレッチ
- 背中の強化
- 集中力アップ
戦士のポーズⅡ(ヴィーラバドラーサナⅡ)
ポーズの特徴
両手を横に広げ、胸を横に向けます。もっとも安定感のあるポーズ。
やり方
- 両足を大きく開いて立つ
- 右つま先を90度、左つま先を45度に向ける
- 右膝を90度に曲げる
- 両手を肩の高さで横に伸ばす
- 胸を横(右側)に向ける
- 視線は右手の指先へ
- 5〜10呼吸キープ、反対側も
効果
- 脚の強化(特に太もも・お尻)
- 股関節の柔軟性向上
- 肩の可動域拡大
- 体幹の安定性
- 持久力アップ
戦士のポーズⅢ(ヴィーラバドラーサナⅢ)
ポーズの特徴
片脚立ちで前傾し、T字を作るポーズ。3つの中で最難関。
やり方
- 戦士のポーズⅠから始める
- 両手を前に伸ばす
- 体重を前足(左足)に移す
- 右足を床から浮かせ、体と一直線に
- 体と後ろ足で「T字」を作る
- 視線は前方へ
- 5呼吸キープ、反対側も
効果
- バランス感覚UP
- 体幹の強化
- 脚力・お尻の強化
- 集中力の向上
- ヒップアップ
Ⅰ・Ⅱ・Ⅲの違い比較
| 戦士Ⅰ | 両手上・骨盤正面・両足つく |
| 戦士Ⅱ | 両手横・骨盤横・両足つく |
| 戦士Ⅲ | 両手前・体はT字・片足のみ |
難易度順
- 戦士Ⅱ(もっとも安定)
- 戦士Ⅰ(中程度)
- 戦士Ⅲ(最難関)
初心者はⅡから練習するのがおすすめです。
共通の注意点
- 前足の膝がつま先より前に出ない
- 膝が内側に倒れないように
- 骨盤を正しい向きに保つ
- 後ろ足のかかとを床につける
- 肩をリラックスさせる
- 呼吸を止めない
体が硬い方向けの軽減版
戦士Ⅰの軽減版
- 後ろ足のかかとが浮いてもOK
- 両手は肩の高さまでで十分
- 反り腰にならないよう腹筋を使う
戦士Ⅱの軽減版
- 前足を90度まで曲げなくてOK
- 両足の幅を狭くする
戦士Ⅲの軽減版
- 壁に手をついて練習
- 後ろ足のつま先を床につけたままで
- 手を横に広げるとバランスを取りやすい
戦士のポーズをキープする時間
| 初心者 | 3〜5呼吸(20秒) |
| 中級者 | 5〜10呼吸(40秒) |
| 上級者 | 10〜15呼吸(1分以上) |
まとめ|まずは戦士Ⅱから練習しよう
戦士のポーズは、下半身を鍛えて姿勢を整える万能ポーズです。初心者はまず戦士Ⅱから練習し、慣れたらⅠ、Ⅲと進みましょう。
毎日左右3呼吸ずつだけでも、脚とお尻の引き締めを実感できます。3ヶ月続ければ、姿勢が見違えるほど改善するはずです。
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